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Chumを求めて

今年はChumをKeep出来るAreaが幾つも禁漁になった。近郊の町外れを流れる、Chumが遡る川は一昔前からモラルやマナーを知らないF*ckin' city anglerがわんさと立ち混むので人混み嫌いの俺は、その川に行かなくてもいいように、新たに別の場所を探していた。

10月16日
最終便で島に渡り途中HWY脇で仮眠


10月17日
本命の川に行く途中、寄り道して別の川に立ち寄る。目的の場所まで行くが先行者有り。それでも初めての川なので覗いてみる。水量が多く川を渡れないので場所移動。
下流で美味しそうな流れ発見。しかしアタリ無し。午後更に別の川に移動して竿を振るがココも空振り。
驚いたのが、まだSockeyeを確認出来た事。普通ならこの流域を8月頭から遅くても中頃には通過するのだが、支流に婚姻色に染まった個体が数匹泳いでいた。

目的のCampsiteに着いたのが1600過ぎ。TentのSet up、晩飯でその日は終り。
横を流れる川にはSalmonの遡上が見えるので明日に備え就寝。



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10月18日
朝飯を食べ、Jeep内で体を温めた後真横を流れる川へ。
ヒラキになった流れは緩やかで、Tipをint 16ftに交換、Tippetは15lbを5ft。FlyはCalifornia Neil。
2投目でHook up。が竿の先端でLineが絡まり悪態をつきながら急いで直す。
無事雄のChumをLand。その後も飽きない程度に遊んでくれたが10時頃、潮が上がってきて下流の落ち込みが消えるとアタリが止まった。
そこで一旦納竿。Visitor InfoにSite feeを払いに行く。一泊$10、14年前は$5だった。飲み水(地下水)が出て、草の生えた平地で、なんといっても貸し切りなのが最高である!

手持ちの食物を適当に胃袋に詰め込んで、上流を探りに行く。
14年前に立ち込んだ流れが見つからなかったが、多分渓相が変わったのだろう。いかにも居そうな流れを探ったがアタリ無し(次の日、その流れまでSalmon達は遡上しない事実を知らされる)。
村に戻り、翌日更に奥の川へ向かう為にGasを入れに行くと月曜なのに閉店している。電話番号が貼ってあったので電話すると、
「開けてやってもいいけど、余分に出張費を摂る事になるから明日にしたら?」
ときた。遠くから来るのかと聞くと、村内だと言う。Off seasonの営業日は火、木、土の15 : 00~17 : 00だと。でもまぁ人口230人の僻地にある村、理解は出来るので諦めてCampsite に戻り隣の流れで竿を振り、Chumと戯れた。



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10月19日
干潮が30分強遅くなるので、それに合わせて前日より30分遅れで釣り始める。とは言え遡上も後半を迎え、数にムラはあるが略ひっきりなしに遡って来る。
前日と同じように潮が下流の落ち込みを越えた辺りでアタリが止まったので一旦納竿。14年前に観た激流の潮をもう一度観に行った。

Campsiteに帰ってくるとPick up Truckが停まっていた。が誰もいない。気にせずに昼飯を作っている時に人が居ることに気がついた。 ウエットスーツを脱いでいる。川に潜ってSalmon観てたんだろうと、声をかけたら仕事でSalmonを数えていると。
当然のごとく根掘り葉掘り質問した笑
この川の渓谷の下流に湖の様な大きな渕が在り、鮭はそこで産卵するから上流には遡らないと。だから気配を感じなかったのか。
因にSteelheadの情報も入手したので来年探ってみよう。

予報では夜から嵐になると言うので、もう一泊したかったが断念、Tentを撤収。
1500過ぎ、再び竿を振ったが1時間くらいで風が吹き始め、海側の空が怪しくなったので納竿。息子の大好きなイクラも土産に出来たし (ってかイクラを持ち帰ると言う大義名分で成り立っている旅である汗)、大満足の旅だった。
これから毎年ココだな。




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# by vlander | 2021-10-26 13:07 | Salmon

Note to self

来週向かう予定の河川。


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ここも中々の辺境地ではあるが、
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そしてこれは6年前のDataなのだが、すごく魅力的ではないか!?


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こうやってNetで探すと色々情報が出てくる。良き時代になったのかお手軽な時代になってしまったのか。
10年以上前に一度だけ行った事が有る。その時は7月で、ほぼ何も情報が無かったので当然の如く坊主だったが、渓相が好く河口も鮭が遡りそうな雰囲気だったので、もう一度釣りに行こうとずっと温めてきた。
Google Mapで確認する限り大きな滝もなく、Canoeで下りながら釣りが出来そうなので何人かの釣り友を誘ってみたが全滅。。。
Outdoor度が違うのか、釣りに対するロマンの差なのか、ただ単に俺に人徳が無いのか。。。

まぁいい。今年は単独釣行で川下りせず、Run&Gunで攻めてみよう。
来年の秋は誰か相棒になってくれないかな?





10月4日
Chum狙いで朝から探査した河口が空振りで、移動したQにて1645、Hatchery CohoをLand。
FlyはCalifornia Neil。
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# by vlander | 2021-10-11 08:31 | Salmon

Steelheading 春 2021 (本編)


Winter runを狙い始めたのが2006年の冬。初めて獲ったのが2009年で、その3seasonでアタリが僅か2度。Summer runはそれなりに獲っていたが、正直釣り方が解らなくて途方にくれた事も多々ある。
今でこそ "ここに居るだろう"と流れを読む事が出来るようになった(気がしてる)自分を信じて竿を振れる様になったが、それでもそれは経験から来るものであって、経験してない事の方が圧倒的に多いはずで。その未知を沢山覗きたい。

今冬のWinter run 狙いの釣行日数が計5日。2月22~24日の3日間で3河川をまわり、アタリが一度。
3月28、29日の2日間でアタリ2度、その貴重なアタリを逃さず、出逢えたのが下のHen。

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今回は以前から気になっていた、有志が建てた無料の釣り小屋に一泊したが、中々快適だった。暖もとれるし、冬季は此処を常宿としようかね。





# by vlander | 2021-09-03 05:20

Steelheading 秋 2020 (本編)


毎日この日を想い、待望の雨が降り、満を持しての出陣。
川は増水し渡河出来るギリギリの水量だったが、亀の如く歩みを遅らせ慎重に慎重を重ね渡りきる。

最初のRunではアタリが無かったが下流の深瀬の終り直前で1本(09:40)。

次のRunも、いつもの岩裏に居たがReel fightに固執し過ぎで、Lineが一瞬緩んだ瞬間Hook off。

その下流は普段は探らないのだけれど増水で、おいしそうな流れに変わっていたのでFlyを流れに乗せていると、"ゴツンッ" "グイ!" flyが引ったくられ、Reelが唸りを上げた!
最初は上手くいなしていたが、下流に走られHook off。敗因はDrag調整の不味さ。
2度大きくJampされていたのでHookingが甘くなっていたのだと思う。多分、口切れするかHooking pointが開いてる可能性が有るので、Dragを少しゆるめLineの張りと竿さばきで調整する方が相手に対する刺激も少なくなりこの状況ならば締めるより得策だったはず。
まだまだ経験が足りない。

午後(16:20)、8月の渇水時に水中地形調査した流れで一本。この川の大きさで言うなら最大級のBuck。

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最後(17:45)はいつもの岩裏に居た小型のSteelieを仕留めて納竿。



# by vlander | 2021-09-02 13:17 | Steelhead

Steelheading 夏 2020

8月8日

期待していた川が入渓出来ず、以前結果の出た川へ移動。水位は低いが釣りにならない程ではなく、それよりも風の強さが気になる。
定番のBlue Crayfish、P.O.Wにアタリが無いのでGP(黒)に変えて対岸の大岩際に投げ込む。
Flyを軽く沈め、岩からゆっくり離れる様にActionを加えると、Flyが抑え込まれた。大渕なので走られても下られないだろう、と思いっきり引きを楽しんだ♪
16:20PM Coho をLand。

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8月9日

朝、寒さで目を覚ます。急いでLanternを灯し、Tent内を暖める。
簡単な朝飯を胃に納め川へ。
Cohoを獲った大渕までアタリ無し。
いつもの様に流れ込みからSteelieが着いてると思われるPin pointを、線で繋げた様にFlyを泳がせて探って行く。手前のかけあがりで ”グンっ” とLineが引かれた。
08 : 45、ほぼ描いた通りの釣り方で仕留める事が出来た。

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8月10日

朝一でHome Riverに入渓。しかし、渇水でどの流れも生命反応無し。
なので、過去Flyを流した事無い場所の水中地形調査をして歩いた(これが秋の釣行で生きる)。






# by vlander | 2021-08-30 04:20 | Steelhead